2006年08月01日
イタリア人の前への意識
堅守速攻というスタイルで勝つには…
昨日は日中の気温が35度前後あり、夜も少し蒸し暑く眠れなかった。だから、ボーっと、イタリアがワールドカップを制した理由について考えてみた。イタリアのフットボールスタイルは「堅守速攻」。自陣まで引いてプレスをかけ、ボールを奪ったら素早く速攻を仕掛ける。彼らはブラジルといった攻撃を主体とする国ように「ゴールを奪う」というフットボール最大の魅力に、あまり価値をもっていない。むしろ「1-0でもいいから、最少スコアで勝つ」という現実的なフットボールを良しとしている。簡単にいえば、守備ありきのフットボールだ。フットボールはゴールを決めなければ勝つことはできない。守備に重点を置いているのに、ドイツ大会では優勝した。それはゴールを決めたからだ。自陣で守ってゴールまで距離が離れているはずなのに、なぜゴールが決められるのか。私はこの点に着目してみた。
たてに進む集中力と速さが最大の武器
イタリアの攻撃を見ていると、たてにボールを動くスピードが速い。それは時間の早さもあるし、ボールの動く速さもあるし、人が動く速さもある。ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリと3都市をまわって何が一番驚いたかといえば、車やスクーターのスピードの速さだ。表現が適切ではないが、とにかく運転が荒い。ソウル市民の運転の荒さにもびっくりしたが、それ以上だ。基本的に欧州の人々はスピードを出すが、イタリアは抜きに出ているような気がする。それもスピードだけではない。前に進む意識がとても強い。車を運転している人々は、歩行者を引くぐらいの勢いでいる。おまけに、歩行者は基本的に「よけない、まわりをみない、前しかみない」といった感じだ。これで事故を一度も見ていないのが、自分でも不思議に思う。とにかく、イタリアは歩きづらい国だ。しかし裏を返せば、それがフットボールにも反映されている。彼らのボールを奪ったあとに前へ仕掛ける集中力は並ではない。日本代表など比較にならない。フォワードの動き出し、パスを出す選手の判断の早さ、まわりの選手のフォローやゴール前へ動くスピード、フィニッシュの精度。しっかりとした守備に、これらの「ゴール奪う」要素があるから優勝できたのだ。PK戦で勝利した試合もあったが、基本的にはゴールを決めて勝ち切っている。ここが他国とは違う点だ。
カターニャに移籍した森本への期待
前へ進むといえば、東京ヴェルディの森本…。彼も前に進んでいる。セリエAのカターニャに移籍を果たしたうえに、早速試合に出場して首脳陣に好印象を与えた。現在、チームはオーストリアで合宿中。練習に参加したあと、アマチュアチームとの練習試合に出場した。たった10分前後だったが、3トップの右で交代出場。ボールをもったらドリブル突破で相手を抜き去るという彼の持ち味を出して、好プレーを見せたようだ。監督も「いきなり出場して、どういうプレーをするのかを見てみたかった。プレスにも動じず、積極的にドリブルを仕掛けて前にいく姿勢を見せた。いいプレーをした」とほめていたようだ。
彼には「積極的に前に仕掛ける意識や動き」を学んでほしい。今の日本にはない、ボールが横にばかり動く日本にはない「たてへの動き」。ワールドカップを4度も制したイタリアから「前に進む精神」を盗むことを期待している。そして将来の日本代表を背負ってたつ選手に育ってほしい。
それを願いながら今回は終わりにしたい。
チャオ!

昨日は日中の気温が35度前後あり、夜も少し蒸し暑く眠れなかった。だから、ボーっと、イタリアがワールドカップを制した理由について考えてみた。イタリアのフットボールスタイルは「堅守速攻」。自陣まで引いてプレスをかけ、ボールを奪ったら素早く速攻を仕掛ける。彼らはブラジルといった攻撃を主体とする国ように「ゴールを奪う」というフットボール最大の魅力に、あまり価値をもっていない。むしろ「1-0でもいいから、最少スコアで勝つ」という現実的なフットボールを良しとしている。簡単にいえば、守備ありきのフットボールだ。フットボールはゴールを決めなければ勝つことはできない。守備に重点を置いているのに、ドイツ大会では優勝した。それはゴールを決めたからだ。自陣で守ってゴールまで距離が離れているはずなのに、なぜゴールが決められるのか。私はこの点に着目してみた。
たてに進む集中力と速さが最大の武器
イタリアの攻撃を見ていると、たてにボールを動くスピードが速い。それは時間の早さもあるし、ボールの動く速さもあるし、人が動く速さもある。ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリと3都市をまわって何が一番驚いたかといえば、車やスクーターのスピードの速さだ。表現が適切ではないが、とにかく運転が荒い。ソウル市民の運転の荒さにもびっくりしたが、それ以上だ。基本的に欧州の人々はスピードを出すが、イタリアは抜きに出ているような気がする。それもスピードだけではない。前に進む意識がとても強い。車を運転している人々は、歩行者を引くぐらいの勢いでいる。おまけに、歩行者は基本的に「よけない、まわりをみない、前しかみない」といった感じだ。これで事故を一度も見ていないのが、自分でも不思議に思う。とにかく、イタリアは歩きづらい国だ。しかし裏を返せば、それがフットボールにも反映されている。彼らのボールを奪ったあとに前へ仕掛ける集中力は並ではない。日本代表など比較にならない。フォワードの動き出し、パスを出す選手の判断の早さ、まわりの選手のフォローやゴール前へ動くスピード、フィニッシュの精度。しっかりとした守備に、これらの「ゴール奪う」要素があるから優勝できたのだ。PK戦で勝利した試合もあったが、基本的にはゴールを決めて勝ち切っている。ここが他国とは違う点だ。

カターニャに移籍した森本への期待
前へ進むといえば、東京ヴェルディの森本…。彼も前に進んでいる。セリエAのカターニャに移籍を果たしたうえに、早速試合に出場して首脳陣に好印象を与えた。現在、チームはオーストリアで合宿中。練習に参加したあと、アマチュアチームとの練習試合に出場した。たった10分前後だったが、3トップの右で交代出場。ボールをもったらドリブル突破で相手を抜き去るという彼の持ち味を出して、好プレーを見せたようだ。監督も「いきなり出場して、どういうプレーをするのかを見てみたかった。プレスにも動じず、積極的にドリブルを仕掛けて前にいく姿勢を見せた。いいプレーをした」とほめていたようだ。
彼には「積極的に前に仕掛ける意識や動き」を学んでほしい。今の日本にはない、ボールが横にばかり動く日本にはない「たてへの動き」。ワールドカップを4度も制したイタリアから「前に進む精神」を盗むことを期待している。そして将来の日本代表を背負ってたつ選手に育ってほしい。
それを願いながら今回は終わりにしたい。
チャオ!





そっちの人はクーラーつけるのですか?
サッカーもそうですけど、
イタリア人って自分がこうと思った事を全力でプレーに出している感じがします。
日本人に足りないのはまず「自信」かもしれません。